Winslow孔ヘルニア急性と慢性

 「Winslow孔ヘルニア」は、急性と慢性とにわけられます。

急性のものは、突発的な腹痛が起こります。
それ以外に主だった症状はなく、イレウス症状(腸ねん転や腸閉塞)を合併する事によってその症状が出ることがあります。

急性発症の合併症として、もっとも注意すべきものは「腸管の壊死」です。
Winslow孔から網嚢に入り込んだ腸管の組織が死んでしまうのです。
発症率は、Winslow孔ヘルニア患者の2~3割にも及ぶといわれています。
また、慢性のものは、腹部の上あたりに何かしらの症状が出ますが、ヘルニアと診断されるのは、たいがいイレウス症状への診断治療を行うときに同時に発見されることが多いようです。

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