硬膜外ブロック-腰椎椎間板ヘルニアになったら
腰椎椎間板ヘルニアの治療法である「ブロック治療」の中で、もっとも効果が期待されているのが「硬膜外ブロック」です。
硬膜とは、脊椎の中にある神経幹「脊髄」を覆っている膜のことです。
他に、くも膜、軟膜とがあり、硬膜は一番外側を覆っています。
まず、硬膜外に局所麻酔剤などを注入することで、交感神経や知覚神経の機能を一時的に抑制されます。
その効果として、痛みの緩和や、血行障害の緩和があげられます。
たいていは、背骨の中心から注射針を刺しますが、その際、患者は足を両手で抱えて背中を丸くした状態で横になります。
局部麻酔をした状態でも、腰全体に何かが流れてくるような感覚がわかります。
持続的に硬膜外ブロックを行う方法もあります。
これは、出産の無痛分娩の際に用いられる方法と同様で、硬膜に約1mmほどのチューブを挿入し、そこから麻酔薬を断続的に入れていくというものです。
腰椎椎間板ヘルニアの場合、そのチューブを入れたまま帰宅して日常生活を送ることが可能です。
チューブからつながっている麻酔の持続注入器は体のどこかにぶらさげておきます。
持続可能期間は、通常2~3週間です。
通院しなくても、24時間断続的に麻酔が硬膜に送られるので、もっとも効果的と言われています。
ただし、入浴ができないので、感染症などの危険性があります。
また人によっては手足のしびれを伴うこともあり、いずれにしても完璧な治療法というわけではありません。
タグ: 腰椎椎間板ヘルニア
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