こども鼠径ヘルニア手術-医療ミス
時折新聞やマスコミなどでニュースになる「医療ミス」や「医療事故」。
有名な大学病院などでも医療ミスの話は後を絶ちません。
この類の話を聞くと、私なんかは病院にかかるのが怖くなります。
こどもの「鼠径ヘルニア」の手術で、2006年2月に起きた重大なミスが報告されています。
以下讀賣新聞からの引用です。
「大阪府枚方市の星ケ丘厚生年金病院で昨年2月、ヘルニア手術を受けた1歳の乳児が、誤ってぼうこうの大半を切除されていたことが、わかった。当時、小児外科の専門医がおらず、同病院は「小児手術の経験が少ない執刀医による初歩的ミス」と認め、両親に謝罪した。
28日会見した吉矢生人院長(67)らによると、ミスがあったのは、腸の一部などが足の付け根部分で皮膚の下に出てくるヘルニアの手術。主治医の男性外科医(30)が、腸を覆っている腹膜を取り出そうとして、誤ってぼうこうを取り出し、そのまま4分の3を切除した。別の男性外科医(38)が指導役として立ち会っていたが、気付かなかったという。
手術後、家族から「尿が出ない」との訴えがあり、翌朝、検査し、ミスが判明した。乳児は他の病院で、新たに切り取った大腸をぼうこうや尿管と結合して代用する手術を受けたが、思うように排尿できなくなる恐れがあるという。
同病院は、経営母体の社団法人「全国社会保険協会連合会」にミスを報告するとともに、外科医2人の執刀を約2か月間停止し、戒告処分とした。また、昨年8月、小児外科の専門医(非常勤)を雇用した。
同病院は、公表が遅れたことについて「当初から公表を検討していたが、これまで家族の了解が得られなかった」としている。吉矢院長は「再発防止に努めるとともに、補償については誠意を持って対応したい」と話した。」
これは、本当に災難としか言いようがありません。
どんなにミスの原因がわかって病院が謝罪しようと、切り取った膀胱は元には戻らないのです。
けれども、日本の医療が優秀であるというのも事実です。
やはり、病気はきちんと受診すれば治るというのが基本です。
信頼できる医者を選ぶというのが、患者側にできる精一杯の「医療ミス防御」です。
自分が今健康であっても、近所の病院の評判や、特定の病気に対して評判のいい病院の情報など、日頃から収集しておくことが大切です。
タグ: 鼠径ヘルニア, 鼠径部のヘルニア

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