こども鼠径ヘルニアの原因
子供の「鼠径ヘルニア」は、先天的な病気です。
男の子の場合、母親の胎内にいるときに、お腹の中に作られた精巣が睾丸まで移動します。
その際に腹膜も一緒に「内鼠径輪」をこえて「鼠径管」内や時には睾丸内まで降りてきます。
通常だとその降りてきた腹膜は正常に閉じて跡も残りません。
しかし、先天的な要因によって、その腹膜が閉じずにそのまま残ってしまう事があります。
そしてその残された袋状の腹膜がヘルニア嚢となって、腹腔内の臓器が脱出してしまうのが、子供の「鼠径ヘルニア」です。
ヘルニア嚢が残っても、腹腔内の臓器が脱出しない限り、鼠径ヘルニアとは呼びません。
一説によると、1歳未満の子供の約半数がこのヘルニア嚢を持っているといわれていますが、その全員が鼠径ヘルニアになっているわけではありません。
女の子は精巣はありませんが、でも何らかの原因で腹膜がヘルニア嚢となって、そこから臓器が脱出してしまい、鼠径ヘルニアになります。
なぜ、この腹膜が閉じる子と閉じない子がいるのか、その原因はわかっていません。
タグ: 鼠径ヘルニア, 鼠径部のヘルニア
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