大腿ヘルニアの手術5腹膜前到達法

 「腹膜前到達法」は、大腿ヘルニアの手術法としては国内で比較的新しい方法です。

もともと、海外では存在していましたが、治療の結果が良くなく、避けられてきました。
最近になって、メッシュ法などとの併用でこの手術法も信頼できるものとして認められるようになりました。

腹膜前からヘルニア門である大腿輪に侵入する方法で、皮を切開し、外腹斜筋腱膜を切開し、内腹斜筋、腹横筋、横筋筋膜をそれぞれ裂いて、腹膜前腔に達します。
そうすることによって、視野が広く持て、操作もしやすくなります。

その腹膜前腔からヘルニア内容の整復をし、縫合します。

このときに、視野が広く取れているため、もし万一他のヘルニアと合併症状を起こしていても確認できるため、合併ヘルニアの存在を見逃す事はありません。

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